DICTIONARY
用語集
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空気感染

空気感染は別の言い方で飛沫核感染といいます。飛沫核とは、飛沫の水分が蒸発した小さな粒子のことで、これを吸いこむことで感染するのが飛沫核感染、つまり空気感染ということになります。飛沫は水分を含んでいるた めそれなりの重さがあり、体内から放出された後、すぐに地面に落ちてしまいますが、飛沫核は水分が 無いぶん軽いため、長い時間たっても空気中に浮遊し、しかも遠くまで飛んでいくことができます。従って、患者から十分な距離をとっていても感染してしまうのです。例えば、結核や麻しん(はしか)、水痘(水ぼうそう)は空気感染することが知られています。 飛沫感染を防ぐ方法の一つとして、マスクの着用が挙げられます。